Weeklyマーケットレポート 2020/2/7~2/13

お知らせ

BTC/JPY

【1時間足チャート】


【直近7日間のレンジ】

BTC/JPY高値(Bid)安値(Ask)レンジ
2/7~2/13¥ 1,152,549
(2/12)
¥ 1,060,594
(2/8)
¥ 91,955
2/7(金)からのBTC相場は上値を切り上げる展開。2/7(金)に発表された米国の非農業部門雇用者数の伸びが予想を上回るなど、比較的良好だったが市場では材料視されず。一方で、同日、米連邦準備理事会(FRB)により議会に提出された、半期に一度の金融政策報告書で、「新型肺炎の発生は中国景気に混乱を招き、世界景気にも広がる可能性がある」と指摘したことなどから、改めて新型肺炎による世界経済への影響も意識され、米国株式市場では高値警戒も加わって前日比277ドル下落。これを受けてCMEの先物は1万ドルまで上昇した。
週末のBTC相場は堅調な展開となり、CME先物に引き続き、2/9(日)には昨年10月以来となる節目の1万ドル越えまで上昇。2/10(月)、2/11(火)は荒い値動きとなったものの、1万ドルを超えて大きく買い進まれる動きは見られなかった。加えて、FRBが「民間銀行から余剰資金などを受け取る準備預金が潤沢になれば、短期国債の購入を縮小していく考えだ」と明示したことにより、米株が伸び悩むと、ビットコインの上値も押さえられた。
2/12(水)は目立った材料はなかったものの、年初来高値を更新。アルトコインも含め堅調な相場となった。直近7日間のレンジは91,955円となり、結局、目立った押し目がないまま一方向に上昇する週となった。

【今後1週間の見通し】
新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけとして、株式市場のボラティリティが高まっており、ビットコインも久しぶりに、既存の金融商品の値動きからの影響が主要な変動要因となっているように見える。5月に到来する半減期に向けて底堅く推移する期待がある中で、特に先月末からは市場の混乱が素直にBTC価格のサポートとなっており、長らく意識されてきた1万ドルの節目をあっさりと抜ける要因となった。しかし、年初来の上昇率は既に約40%に達し、アルトコインを含めた仮想通貨全体でFunding Rate(資金調達率)が高止まりしていることから、短期筋からの買いが相場を押し上げるには限界がある。今後、一段の高値を目指すためには、もう一つ強い材料が必要となるだろう。BTC価格の1万ドル台が定着し、今後はレジスタンスとして機能するようになるかに注目したい。

1週間の予想レンジ 100万円~130万円


【日足チャート】


【長期トレンド】
5月に予定されているビットコインの半減期まで残り3カ月であることを考えると、今年に入ってからの上げ相場においても、長期保有している投資家の利益確定売り需要はすぐには顕在化しにくいだろう。ビットコインが1万ドルに到達した後、仮想通貨取引所では新たにデポジットの上昇は見られないとのブロックチェーンデータ提供会社グラスノードの指摘は、年初来のBTC価格上昇が短期筋によるビットコインへの資金流入によるものではないことを示している。「ここから3カ月はビットコインの半減期に向けて底堅い展開を見込む」とのスタンスを先週に引き続き維持する。

今後3カ月の予想レンジ 75万円~135万円


【今週の注目記事】
THE DAILY HODEL-News and Insight for the Digital Economy
Nasdaq Is Looking at Bitcoin (BTC) Futures, Says CEO Adena Friedman

記事の内容を要約・解説すると、世界二位の証券取引所であるナスダック証券取引所のアデナ・フリードマンCEOが、ビットコイン先物の上場を検討していると認めた。ビットコイン先物の立ち上げには提携企業もすでに決まっているが、名前はまだ明かされていない。フリードマン氏は立ち上げ前の課題として、既存のビットコイン先物との差別化を図ることと、リスクマネジメントを挙げ、それに対して十分に準備できていると語った。ビットコイン先物は既に、CME、Bakktが上場させているが、ナスダックがラインナップに加わることで市場拡大が期待される。世界的にビットコイン証拠金取引のレバレッジは抑えられる方向で進んでおり、今までの投機的市場から中長期的な投資へ軸足が移る中、先物を利用した価格ヘッジが、市場のボラティリティ抑制に寄与することが期待される。


2020年2月13日(木)
執筆 トレーディンググループ 石川 裕樹


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