Weeklyマーケットレポート 2020/4/17~4/23

お知らせ

BTC/JPY

【1時間足チャート】
一時間足チャート

【直近7日間のレンジ】
BTC/JPY高値(Bid)安値(Ask)レンジ
4/17~4/23¥ 784,395(4/19)¥ 728,588(4/21)¥ 55,807

4/17(金)以降のビットコインの値動きは、閑散・小動きの二言で市況の解説が済んでしまう状況である。株式市場が先週末まで戻り基調であったことから、ビットコインも上値を追う展開となったが、4/7(火)に付けた戻り高値813,300円には到底及ばず、株式市場の下落と併せて今週初めは反落となっている。昨日4/22(水)は、株式市場の上昇に歩調を併せて、再度上昇に転じている。
海外の大手取引所のオプション価格から算出した30日間のボラティリティは、本日時点で70.0を下回っており、3月下旬の200.0を超える水準からおよそ3分の1まで低下している。材料難の中、仮想通貨(暗号資産)市場が膠着状態となっている事を表している。

【今後1週間の見通し】
仮想通貨の世界における4年に1回のビッグイベントは、オリンピックではなくビットコインの半減期であることは言うまでもないが、直近1週間の価格推移は、5/12(火)頃と言われている半減期を織り込んでいるとは言い難い状況であり、本日以降に半減期へ向けた動意があるのかが注目となる。4/21(火)に行われたコインテレグラフジャパン主催の「トレーダーズライブ!第2回」においても、半減期に対する見通しや相場観が話題になっていたが、今回の半減期は、新型コロナウイルスによる実体経済および金融市場の大混乱が仮想通貨市場の値動きにも大きな影響を及ぼしており、半減期前に大幅に動意付く展開は現時点では考えにくい。市場の混乱が落ち着いてから、半減期による供給の減少が材料視されるのではないかと考えている。
さて、今後1週間の見通しとしては、日本では緊急事態宣言延長の有無、海外ではロックダウンの解除について何らかの指針が示される可能性が出てきており、経済活動が限定的ながら再開し始める状況に対して、金融市場がどう反応するかによって、仮想通貨市場の値動きも決まってくると考える。結論としては、仮想通貨市場独自の材料には乏しい1週間となりそうである。

1週間の予想レンジ 65万円~80万円

コインテレグラフジャパン ホームページ

https://jp.cointelegraph.com/


※4/21(火)に開催された「トレーダーズライブ!第2回」の放送が、コインテレグラフのyoutubeチャンネルで限定配信されています。本レポートの執筆も行っている、当社小林も出演しております。

https://jp.cointelegraph.com/news/cointelegraph-traderslive-vol2-202004



【日足チャート】
日足チャート

【長期トレンド】
今後1週間の見通し欄でも記載したが、ビットコインの長期トレンドを決める最重要の材料は、5月に迫った半減期であり、供給が半分になる4年に1度のビッグイベントが、価格形成に大きな影響を及ぼすと考えている。
一般的に、需要が変わらず供給が減る(現在原油市場で起こっていることと逆の現象。原油市場は、需要が大幅に減って供給が増える売りが売りを呼ぶ展開となっており、価格下落に繋がる負のスパイラルが起こっている)こととなれば、価格は上昇する可能性が高い。今回の半減期は、供給が大幅に減るイベントではあるが、問題は、ビットコインの供給(主にはマイナーの売り)以上に、買い需要が出てくるのかというポイントだと考える。新たなビットコインの買い手はどこから購入資金を調達しているか考えると、おおまかには下記の3パターンが考えられる。

① 給与・事業所得の一部でビットコインを購入(法定通貨⇒仮想通貨)
② 既存金融商品を売って、ビットコインを購入(金融商品⇒仮想通貨)
③ 預金・貯金・タンス預金を取引所・販売所に入金して、ビットコインを購入(法定通貨⇒仮想通貨)

上記3パターン全てに当てはまることは、実体経済の悪化が続いている限りは、ビットコイン(仮想通貨)への資金流入は細る可能性が高いということだ。上記仮説から推測した私の見解は、ビットコインの半減期で供給も減るが、当面は需要も一定程度減ることが予想されるため、直近3カ月程度は、極端な価格上昇には繋がらないと考えている。一方で、今回の新型コロナウイルス問題も、時間の経過と共に解決策が見つかる可能性は高いため、今回の危機対策で大幅に増加した法定通貨に対する信認が問われる局面が、遠くない将来に来ると考えている。
さて、今後3カ月の見通しとしては、パニック売りは収まったので下値は限定的だが、本年高値を更新するまでには至らないと考えている

今後3カ月の予想レンジ 44万円~97万円

2020年4月23日(木)
執筆 暗号資産事業グループ 櫻田 学


■本資料は、一般的な情報提供を目的に作成されたものであり、特定の仮想通貨(暗号資産)の売買、投資、保有などを勧誘又は推奨するものではありません。

■本資料に掲載されている市況⾒通し等は、本資料作成時点での担当者の⾒解であり、将来予告なしに変更される場合があります。また、将来の見通しを保証するものでもありません。

■本資料は、担当者が信頼できると判断した情報を基に作成しておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。

■仮想通貨取引を行う場合には、契約締結前交付書面等の各種交付書面や当社ホームページ等をご確認の上、取引内容をよくご理解いただき、ご自身の判断で取引を行ってください。

■この資料に掲載された全ての内容(情報、商標、デザイン等)の著作権等知的財産権は、株式会社ディーカレットまたは権利者に帰属するものです。したがって、これらを無断で転載、使用、複製、配布、改変等を行うことはできません。

■当資料に仮想通貨のグラフ・数値等が記載される場合、それらはあくまでも過去の実績またはシミュレーションであり、将来の投資収益を示唆あるいは保証するものではありません。また、税金・手数料を考慮しておりませんので、実質的な投資成果を示すものではありません。

ディーカレットの口座開設はこちらから

アカウント登録・アプリダウンロードはこちらから